4年生の最初の登校日に撮った写真。
生徒は1学年22人だけでした。
生徒は1学年22人だけでした。
前回は「小4の女子は、始め7人しかいなかった」という話をした。
上の写真の上部に女の子が7人写っている。最初の登校日だったので、自分以外はどのような性格なのか全く知らなかったはずなのだが、なぜか「エレガントさん」たちと「ボーイッシュさん」たちできれいに分かれて並んでいる。
向かって一番右、一番背が高い山下郁恵さん(仮名)と、その隣の笹島由美さん(仮名)は、とても上品なエレガントさんだった。決して大声を出したりしない、女の子らしい女の子たちで、二人のお母様たちもお上品な雰囲気だった。
笹島さんは小学校卒業後、私立の中学に行ってしまったけれど、数年前に同窓会で再会した。3年前、私の父が他界した時に喪中はがきを出したら、とても丁寧な心温まるお手紙を送ってくれた。私も手紙を書くのが好きなので、感謝の手紙を送り、それからしばらく手紙のやりとりが続いた。人の心にそっと寄り添う笹島さんの人柄は、小学校の時から全く変わっていなかったので嬉しかった。
笹島さんの向かって左隣、白いカーディガンが、先日校歌の回で紹介した奥田久子さん。その隣が菊池朝美さん。そしてその隣のチェックのジャンパーを着ているのが私である。菊池朝美さんはエレガントな面もありつつ、スポーツ万能という面もあり、ちょうど7人の真ん中にいるのがふさわしい。
私の隣にいる、青いレイヤードルックが、この後、中学、高校とずっと親友になる荻野愛美さん(仮名)である。背がとても小さく、「前の学校ではちっちゃいから、ちっちゃんと呼ばれていたの」と言うので、望洋小でも「ちっちゃん」と呼ぶようになった。小さいけれどとても活発な女の子で、クラスの中でも目立つ存在だった。
その隣、一番左にいる白いベレー帽がマコちゃんこと金井真佐子さん(仮名)。7人の中でも一番ボーイッシュな女の子だった。ちょっといたずらっ子な面もあって、よく朝美さんの長い三つ編みを引っ張ったりして遊んでいた。この時はスカートをはいているが、基本的にズボンを履いていることが多く、いつも少々外またで歩いていた。
7人それぞれ個性があって、とても愛らしいメンバーたちだった。私はもっぱらちっちゃんやマコちゃんと一緒に騒々しく遊んでいた。
下の写真は、秋の遠足あたりだろうか。3人の転校生が加わって10人になっている。私は一番左のはじっこで、やはりちっちゃんやマコちゃんと一緒に並んでいる。マコちゃんが私のお弁当箱に手を伸ばしているのがとても笑える。マコちゃんらしい。
S先生は写真を撮るのが趣味で、小4の時には沢山の写真を撮ってもらった。このように自然な一瞬の光景を残してもらえたのも、ひとえにS先生のおかげである。
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